夜泣き
日中は元気良く、食欲もいつも通りなのに、特にこれといった原因もなしに毎晩決まって泣き出す事を夜泣きと呼びます。両親とも毎晩のことなので、ノイローゼ気味に・・・。３〜４ヶ月頃から見られはじめ、多くの場合、２歳までには見られなくなります。 （もどる）
夜泣きの原因は：夜泣きの原因としては、おなかがすいた、喉が渇いた、暑い、寒い、おむつが汚れた、日中の不安な出来事の夢などいろいろな事が考えられますが、これらの原因が見あたらないことも少なくありません。
どうしたらよいの？：さて、どうしたら良いのでしょう。対応策は原因によって違います。原因が推定出来るときはその原因を取り除く努力をすれば良いのですが、問題はこれと言った原因が見あたらない場合です。月齢によっても違いますが、夜泣きにばかり心を奪われて、赤ちゃんの一日の生活全体を見落とすことのないように気をつけて下さい。例えば、日中赤ちゃんに話しかけたり、遊んだり、十分かまってあげているでしょうか。欲求不満がおきてはいませんか？。昼間の生活やお母さんとの日常生活の関係の中で何か思い当たる事がないか、もう一度、考えてみてください。
具体的な対策
- おなかがすいた？：おっぱいやミルク、離乳食などをあげましょう。
- のどが渇いた？：湯冷ましや、麦茶、番茶など、水分をあげてみましょう。
- おむつが濡れた？：とりあえず取り替えましょう。布おむつを紙おむつに取り替えるだけで夜泣きから解放されるかも・・・・
- 暑い・寒い？：室温や衣類のチェックを。同じ部屋にいるお母さんと同じ様な感じにしてあげましょう。汗をかいているようならそれでも暑すぎるのかもしれません。熱帯夜−＞クーラーがないとこれはどうにも・・・。
- 眠い？：赤ちゃんによって寝るときのくせやパターンがあるはずです。いろいろ試して見て一番効果的な方法を見つけるのはお母さんの愛情ですね。
- 相手をして欲しい？：日中遊び足りなかったり、夕方寝てしまった時などは仕方ありません。眠くなるまで相手をしてあげましょう。
- 病気やけが？：泣き方がいつもと違う時には病気かもしれません。まず、はだかにして全身をよくチェックしましょう。今日は便はでてますか？泣く以外に何か症状はありませんか。
それでもダメな時は？
- 思い当たる原因を取り除いても解決しないような場合には、一生夜泣きをするわけではない位のおおらかな気持ちをもち、徹底的に赤ちゃんにつきあう。
- 甘やかし過ぎると言うことが原因かも知れません。開き直って無視してみては？
- 良く電話で泣きやまないので診察して下さいと頼まれることがあります。でも多くの場合、車に乗せて連れてくるうちに、泣きやんで寝てしまいます。外へ連れて行ってもらえて、車の振動で気持ちよくなって寝てしまうということの様です。
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